- サイトトップ
- ≫ 屋根修理に関する豆知識【神奈川版】
- ≫ 屋根の葺き直しとは?
このページでは、「屋根の葺き直しとは?」をご紹介しています。
屋根修理における葺き直しとは?
現在お住いの一戸建てを建ててから20年程度経つと、そろそろ屋根のメンテナンスが必要になります。
屋根修理は高額な費用がかかることが多く、「使えるものは再利用して、費用を少しでも安くしたい」とお考えの方が多いのではないでしょうか。
ここでは、まだ使える瓦を再利用し、古くなった下地を補修・補強する「葺き直し」をご紹介いたします。
屋根の瓦は、耐用年数が40~60年と長持ちするのに対し、瓦の下にある防水紙や漆喰・野地板などは耐用年数が20年です。
築年数がある程度経過してくると、耐用年数を超えた防水紙などが劣化し、雨漏りなどのトラブルが起こります。
葺き直しは、まだ使える瓦はそのまま再利用し、防水紙や漆喰・野地板などを補修する屋根修理の施工方法です。
葺き直しのメリット・デメリット
葺き直しのメリットとして、建物を建築した当初の古い工法ではなく、新しい工法で葺き直しを行うため、屋根の強度や耐震性をアップすることができます。
また、まだ使用できる瓦を再利用するため、屋根の外観は屋根修理以前と変わりありません。
まだ使える瓦を使うことができるのが葺き直しのメリットですが、デメリットとして、割れやひびなどで新しい瓦が日必要になった際、製造中止などで同じ瓦が入手できない場合があります。
葺き直しにかかる費用相場と工期目安
足場・養生シートの設置 : 1㎡で約1,000円 約1日
瓦の撤去 : 約1日
漆喰や防水紙・瓦土の除去と清掃 : 約2日
野地板の交換・補修・補強・防水紙の貼りつけ : 約2日
剥がした瓦を葺く・楝板金作業 : 約3日
足場の撤去・周囲の清掃 : 1㎡で約1,000円 約1日
瓦の撤去や下地調整・葺き直しがセットになっていることが多く、1㎡で約10,000円が相場になります。
40平方メートルの屋根の場合、費用は約45万円となり、10日程度で納品となります。